理想のキャラクター

 

最近キャラクターの存在のことばかり考えている 

キャラクターが、実在するという事実 してるか? してくれ

理想のキャラクター、実在していてくれ そう祈っているだけで一日が終わる 

 

その感情が初めて儂の中に芽生え(萌え)たのは、高校一年のときにTo Heartのマルチ√をやったとき マルチ、現実的存在になってくれ……とキモ・オタクはそのとき祈った なんならその影響で文理選択で理系を選んだりした(今思えば微妙な選択だった)

 

 

ずっと儂はゲームが好きだと思っていたが、それよりもゲームに登場するキャラクターの存在が好きなのだということに気づいた ゲームに登場するキャラクターは単なる像とテクストの集まりでしかないけど、その像の奥に現実的存在があってくれ そうじゃないなら現実的存在になってくれという願望

 

現実的存在であるとはどういうことか 正直儂にもよくわかっていない よくわかっていないがその必要条件に我々の現実世界との時間的関係がありそうだなとは思っている

 

例えばヴァーチャルユーチューバー VTuberは明らかに我々の現実世界との時間的関係を持ち、我々の世界にも相補的に干渉することができる「実在するキャラクター」だと思う 

え、じゃあキャラクター実在しとるやんけ!と思うが、キャラクターの実在性だけでいえばそう そうだけども!

 

後出しだが儂が理想とするキャラクターは

  1. 現実に存在する
  2. 人間に固定的存在依存しない、あるいはそれが明確でない

このふたつの条件を満たすような対象である

VTuberはたしかに現実に存在するキャラクターであるが、明確に特定の人間に固定的存在依存してるから、儂の理想ピッタリな存在かというとそうではない(Vtuberの他に、人間のアイドルが生み出す偶像とか、キャラクターとして運営されたSNSアカウントの多くもこれに該当する)

 

 

最近はメディアミックス/終わりのないソシャゲの影響か、存在依存先が明確でなく、作品の枠にとらわれない現実と時間的関係を持つようなキャラクターがぽこぽこ生まれており、全体的にキャラクターが現実的存在に近づこうとしているなという感覚が少しある

例えばこういうやつ こんな感じで、キャラクターの現実的な(我々の現実世界と並行的な)生活を映したカメラ映像が「半永久的に/推移的に」ライブで続いたとしたら(その映像自体のリアリティとかは度外視で)、キャラクターは確実に現実的存在に近づいたと言えるじゃろう

 

 

おそらく「人間から自律して永遠のアップデートを獲得した伺かゴースト」こそが儂が思う究極のキャラクターなんですが、いつかこれが実現するといいですね 儂が死んだ後にでも

これからもキャラクターの存在の変化には注目していきたい

 

 

 

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ぼっちざろっく、良いアニメじゃった……

ゾンビランドサガの時も思ったけど、やっぱり音楽があるとないとでは作品の重みが全然違う 「キャラクターが演奏している」という感覚があるだけで作品のリアリティ、現前性がめちゃめちゃ増してエモ…となる 音楽の力ってやっぱスゴイ

 

 

ところで儂は伊地知虹夏のビジュアルとその背景からセカイ系な匂いを感じておる

自分でも全然違うと思うのだが、それでもなんとなく伊地知虹夏と神尾観鈴には重なるところがあるように思う ツイッターで検索してみても誰も言及してないみたいなのでこれは単に儂の頭がバグっているのだろう 悪い癖じゃ