ブギーポップ

ブギーポップの原作ノベル版をよんた W氏にアニメ(旧版)をオススメされたいたので気になっていたがようやく読めた 他人にオススメされたやつはおススメされたんだから読まなきゃ…みたいな気持ちで視るとたいていつまらないので、自分がみたいと思うまで脳内の目につくところに置いておきその気になるまで放置している

原作がノベルのアニメは、ノベルを先に読んでから視る たいてい原作の方が面白いので これはショートケーキの苺を先に食べるのと同じ感覚じゃ 

内容面白かったです 学園ものライトノベルの金字塔らしい(?) 群像劇という同じ時系列でいろいろな人の視点から事件が語られるという形式で、だんだん事件の本質にかかわっていた人へと視点が移り全貌が明らかになっていくというニクい構成 うっかり一気読みしてしまったぜ

文体が乾燥していてなかなか独特 独特というかシュールで現実的な感じがする 最近のライトノベルだとあまりこういうのは観ないので目新しい(そもそもラノベをあまり読んだことがないんじゃ) 

これはライトノベルに分類しても良いのだろうか?と思った よさそうだけど非ラノベとの境界に近いような気がする 90~0年代のラノベはまだまだラノベとして振り切れていないという感じがあるな 儂はラノベに対して曖昧なイメージしか持っていないのでなんともいえんが(うにゃ) ラノベといえばキャラクタ小説だと思っていて、キャラクタを消費するという側面は今よりも弱いと思うが、どうかね。