あこがれ

何かについて何らか筋の通った文章を書こうとするとき、その対象に対する脳内のイメージが漠然とし過ぎていてどうにもならないことがあり、悲しい気持ちになる 

感情が高ぶっていてもそこで一気に気持ちが萎えてしまう

 

今まで何かを書こうとして落胆しなかったことはなく、文章を書くという行為は、自分がそういう中身スカスカの人間なのだということをなかば再確認する儀式になってしまっている 

脳みそで思考しながら文章を書いている感覚は全くなく、ぼんやりとしたイメージのまま手を遊ばせてとりあえず文章のような何かを作っているだけ 

脳みそのバッファが小さいのか、思考を組み立てながらイメージを固めていくということができない こういう文脈で自分はとても頭が悪いなと感じている

 

これは文章に限らず絵を描くとか小説を書くとかいった創造的な行為全てに言えることで、自分の中でイメージを固めることができない 

この状態で無理やり作品を完成させようとしても、作品に自分なりのリアルな質感が表出されず、つまらなくなって途中で挫折してしまう(ことが多い)

 

小説とか漫画を最後まで書ける人は、作品の良し悪し関係なく脳内で自分なりのイメージを固められる頭の良い人だと思っていて、めちゃめちゃ羨ましい 

羨ましいとかいうと相手の能力を才能とみなしてるみたいでアレだな めちゃめちゃ憧れるぜ