時の流れに

時 時の流れを感じる

 

家が隣同士で、小学生の頃よく遊んでいた知人から急に連絡が来て、恐怖を感じた

 

自意識が芽生える前に知り合った人間と今会うの、怖すぎる 

相手も自分も、お互いに記憶を共有しただけの別人じゃん 別人に会いたいと思う相手のメンタリティが凄い

儂は知らん人間に会いたくないというのに加えて、記憶の中の人間が時の流れで別人になってるところを見たくない

過程をすっ飛ばして別人になっているのをいきなり見るのが怖い せめて途中経過をあらかじめ見せておいてくれ、と思う

 

 

地元の防災訓練に参加してぼうっとしていたら、小学生の頃の元日陰者仲間が儂に気づいてきさくに話しかけてきたことがあった 彼はめちゃめちゃ体が発達していて、当たり前のように筋トレと恋愛の話を振ってきて怖かった 誰?

 

 

同い年のいとこにも会いたくないのう 今バスケットボールをやっているらしい 年賀状の写真に写っていた彼は、儂より頭一個分くらい身長が高く、筋骨隆々の好青年になっていて、ほえーとなった 時間の流れ、すご!

 

いとこに最後に会ったのは小学6年ぐらいの時だった

普通にゲームで遊んだりしたのだけど、そのとき彼から3DSを貸してもらったことがあって、その3DSには「いつの間に交換日記」という、フレンドと手書きのメッセージをやり取りできるソフトが入っていた

悪い好奇心でそのソフトを開くと、そこでは彼と、彼のガールフレンド(クラスメイト?)間の愛の蜜月が繰り広げられていた その愛のやり取りがあまりに生生しくて、見てはいけないものを見てしまったことを後悔すると同時に、小学生がこんなやりとりしていいんか?と困惑したことを今でも鮮明に覚えている

今思えば元から別世界にいる人間だった 今どうなっているのか全く想像できんな

 

 

時間の流れで知人が別人になるように、自分も別人になっているわけで

儂の場合、小学生の頃からツイッタの色々なアカウントで大量に独り言を放流しているのでわかりやすい 昔の自分、割とまっすぐな性格してて泣けてくるぜ……(オヨ)