ルーミア

ルーミア 東方のキャラはどう描いてもいいから(?)描きやすくて良いやね 

 

漫画やアニメ準拠のキャラクタは、キャラの絵柄が自分の中で固定されてしまいがちで、自分なりに描いてみてもあんましっくりこないことが多い 

その点、東方のキャラは自分の中で絵柄が全く固定されてないので、描きやすくて良か

 

そういう訳でとりあえずなんか描きたいときは、とりあえずルーミアを描くのである

同じキャラをずっと描いているおかげで、自分の絵の描き方の変化をみることができて、振り返ってみると面白い

 

二年前に描いたやつ このときは線画いらなくね?と思っていて、輪郭線を引くのをさぼっている

最近になってようやく輪郭線を用意しない方が時間がかかることに気付いた

 

 

 

儂の中で、キャラの描きやすさとキャラの抽象さは関係している というより、抽象さイコール解釈の自由度で、キャラの解釈違いの発生しにくさともいえる

 

東方で描かれるキャラはどれも抽象度が高い 普通のゲームであれば、登場するキャラを掘り下げるようにストーリー構成をもつが、東方ではそうではない 

 

キャラの表面をかすめとるだけで、その実については言語的に語られることがない ある意味現実的な作品ともいえる(現実世界でなされる言語表現のほとんどが表面的という意味で)

 

 

代わりに東方では弾幕(と音楽)によってキャラを掘り下げる 

弾幕は多くを語らず、その抽象性を具体に変換する作業は受容者に委ねられている だから解釈に幅が生まれ、我々はそれが当然であるように受け止めることができる

 

解釈の幅を認めることができれば、多様な二次創作を認めて楽しむことができる 

二次創作された作品Aと作品Bに登場する、同名で似た容姿をしたキャラクターは、確かに別者だけど、それも解釈の幅だとして納得することができるのじゃ 

そして、自分でキャラの絵を描くときも、下手さ故のしっくりこなさに悩むことがあまりなくて楽なのである(ホンマか?)