• 森博嗣は、作品を対象として使われる「世界観」という言葉にあまりピンと来ていないらしい(「この作品の世界観は~」てな感じで使われる世界観ね)
    • エッセイの中で「『世界観』が作者によって与えられるものなのか、読者が感じ取るものなのか?」という問いを立てて考えている 作品の世界観はいわば舞台設定みたいなものだから前者が当てはまるのではないか、と意見していて、けっこう面白かった
    • 儂は、世界観は作者に与えられるものでも、読者が勝手に感じ取るものでもないような気がしている 
      • 作品世界が作者によって「創造される」ものとして捉えるのではなく、ありうる無数の可能性の中から作者によって「発見される」ものとして捉える そういう態度が表れた結果、「世界観」という言葉が作者と切り離して作品に使われるようになったのではないか、と予想している
      • 主体をぼやかす感じがすごく日本らしい表現だと思う 「それって一体、誰の世界観なの?」と森博嗣が疑問に思うのもごもっともである

 

  • Amazon Audibleが無料キャンペーンをやっているので登録していろいろ聴きまくっている 森博嗣のエッセイもこれで聴いた
    • 全然興味なかったラノベもこれで聴いている 異世界転生モノとか何が面白いんだ?と思ってたけど、面倒な世界観とかの説明をざっくり省いてキャラの魅力と展開でゴリ押しする感じが適当に聴く分にはちょうど良かった Twitterでよくバズっている安っぽい展開のラブコメ漫画と同じ感じで楽しめる
    • 逆に重厚な世界観のSFとかは全然内容が頭に入ってこない ずっと読みたかった三体もAudibleで聴けたので聴いていたのだが、途中から何が何だか分からなくなって寝てしまった

 

  • 二週間に一回くらいの頻度でキャラクターを描きたくなりペンタブを持ち出すのだが、その度に全く自分の思い通りに描けなくて落ち込んでいる
    • なんやかんや4年くらい同じようなペースでキャラクターを描こうとし続けているけど、たぶん殆ど上達していない(上達ではなく時間の経過による描き方の変化はあって、それを数年前の絵と比較してみるのはけっこうおもしろい)
    • まあ上手く書けなくてもオモロいっちゃオモロイんだけど、もうちょっと上手くなれば自由に色々描けてもっと楽しいだろうなとは思う
      • 一時期、上達のコツみたいなものが無いかと思ってyoutubeとかのイラスト講座とかをいろいろ観ていたけど、最終的に学んだのは、簡単に上手くなる方法なんかなく(当たり前)、意識しながら量を描くしかないということだけだった